失敗しない!プリンター機種の選び方②

レーザープリンターここ最近のトレンド?なのか、消耗品がトナーとドラムに分かれているタイプのモノクロプリンターが新製品として発売されるケースが多くなっています。

では、消耗品が一体型(トナー+ドラム)と分離型(トナーのみ、ドラムのみ)は、どちらがコストと品質でお得になるのかをOA機器大手3社で発売中のモノクロプリンターで比較してみました。(あくまでも、当研究所調べですが・・・)

①プリンター本体価格比較

連続プリント速度が最もスタンダードな 30枚/分付近の大手3社のモノクロプリンター標準価格で比較してみました。最高値と最安値プリンターでは、28,200円の差でした。                           ただ、購入する販売店によって価格も変わってくるので、交渉次第ではこの価格差を縮めることはできそうですね!

②消耗品コスト比較

1枚当たりの消耗品コストで比較した場合、一体型と分離型で大きな差はないようです。            しかし、消耗品の発注や在庫管理という観点でみると、分離型は2種類の消耗品を管理する必要があるので少々手間がかかるかもしれません。

③再生品での経費削減について

では、消耗品を再生品に切り替えてコストを削減しようとした場合はどうでしょうか?             一体型は、1本あたりの印字枚数が少なめで品質も比較的安定しているため、再生品への切替障害壁も低いようです。

ただ、分離型のトナーについては、一体型同様に再生品への切替は比較的安易ですが、ドラムについては、再生品の場合だと純正品同等の品質確保がなかなか難しいようです。

特に、長寿命のドラムの場合(2万枚以上)はドラムの膜厚早期摩耗などの懸念もあり、印字不具合のリスクが高い可能性があります。印字不具合の原因の9割程度は、ドラムに起因していると言われております。

このようなことから、分離型の場合には、「トナーは再生品」「ドラムは純正品」という選択が、コストと安定運用面でのバランスが一番良いと言われております。(ドラムは純正品になるため、コストが少々高めになりますが。)

レーザープリンターを選択する際、コストを一番重視するのであれば、消耗品が「一体型」の機種を選択することをオススメ致します。

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